敏感さ=問題ではない

敏感・HSP
Young woman hand feeling the top of a field of wheat crop in golden sunlight at sunset.

敏感さそのものは問題ではない

生活の質が落ちてしまう事が問題

敏感さでしんどい思いをしていたり、つらい思いをしていると、つい自分の問題は敏感さそのものである、という風に感じてしまいがちです。けれど、敏感さそのものは=問題ではありません。

敏感さが問題になってくるのは、敏感であるせいで傷つくことが多く疲れ果ててしまったり、やりたいことが出来なかったり、孤立してしまう、という風に生活の質が落ちてしまうことが問題なのです。

敏感さのために制限が増える

制限とは、「あれがだめ、これがだめ」という自分にとってダメなこと、ダメな場所、無理なことなどです。敏感さのために「集まりに行けない」「騒がしいところが無理」と制限が増えてしまうと、人生や生活の幅が狭まってしまい孤立を感じることがあります。一人でいるのが好きでも、完全な孤立はつらいものです。

制限が増えるほど、人生の選択肢が狭まってしまい、色んな体験が出来なくなってしまいます。自分が対応できる場所も少なくなります。たとえば、敏感さでストレスが強くて、人と会うと傷ついたり動揺してしまうから、だんだん人に会えなくなった、それで仕事も友達付き合いもできなくなってしまった、という風に、「自分が出来ること」「いられる場所や状況」が減っていってきます。

すると、生活の質(QOLクオリティ・オブ・ライフ)がどんどん下がっていきます。自分らしく楽しく生活して、人生の喜びや幸せを感じていることが減ってしまうのです。

問題は、敏感さによって制限が増え、生活の質が落ちてしまう事です。敏感さ=問題ではありません。敏感さがあっても、注意深さが必要な仕事をしたり、繊細な感覚を生かして物をつくったりと、能力として生かしながら満足して暮らしていれば、敏感さは問題ではありません。

敏感さを否定すると自分を否定してしまう

「自分が敏感で動揺しちゃうのがダメなんだ」「繊細ですぐ傷ついちゃうからダメなんだ」という風に敏感さを否定すると、自分の感情や個性を否定していくことになります。するとどんどん自己否定が強くなって、ますますつらい状態になってしまいます。

自分の「敏感さを消したい」「変えたい」という方向へいくと、敏感さを持つ限り幸せになれない、楽になれない、ということになってしまいます。でも本当に楽で幸せなのは、ありのままの自分でいられることです。

敏感さをうまく扱う

敏感さを消したり、鈍感になろうとするのではなく、自分の持つ特徴として受け容れながら上手く扱えるようになると、余計なネガティブな感情を生み出すことが減って楽になってきます。また、自分の敏感さやネガティブな感情に振り回されない様になることで生活の制限が減り、やりたいことが出来るようになります。

©2021 ADOR(心理セラピスト/公認心理師・宮沢みか)

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