グラウンディングで心を落ち着ける

こころとからだ

心と体のバランスを安定させるグラウンディング

グラウンディングのエクササイズは身体感覚を感じながら警戒状態を解き、心を落ち着けていくエクササイズです。考え事や不安でそわそわする時や、焦燥感で落ち着かない時、過去の記憶に囚われてつらい時などに行うと、今ここの現実、自分自身に戻ってくることができます。

グラウンディングする方法

  • 重力を体で感じる
  • 地に足がついている身体感覚を感じる
  • 足の裏に意識を向けて感じる
  • 座っているお尻の感覚を感じる
  • 五感を感じ味わう
  • 呼吸に注意を向けて感じる
  • 大自然を感じる
  • 動物や自然と触れ合う
  • 今やっていることに意識を向ける
  • 今確認できる事実に意識を向ける
  • 身体感覚を感じる運動をする(ヨガ・ストレッチ・筋トレ・太極拳など)

グラウンディングのエクササイズの基本は、今ここにある自分の身体感覚に意識を向けることです。地に足がついた身体感覚を感じながら、今ここの現実と自分にしっかりつながった感覚を感じていきます。

地に足がついた人は?

「あの人は地に足がついている」というとどんなイメージをするでしょうか?「落ち着いている人」「現実をきちんと分かっている」「 堅実に生活している」という様なイメージが沸くのではないでしょうか。グラウンディングでは、まさに「地に足のついた感覚」につながっていきます。

今ここの現実にしっかりつながり、浮ついていない、きちんと現実につながっている、自分につながっているという意識と身体感覚を感じることで、心のバランスを整えて、安定させていきます。また、グラウンディングのワークは、ネガティブな感情や考えや、過去の記憶などにどっぷりはまっている状態から自分を離して、今ここの現実、今この瞬間の自分自身に戻ってつながりなおすという作業を助けてくれます。

今ここにつながり直す

グラウンディングでは、地に足がついているという身体感覚を感じて 、心のバランスを整えて、安定させていきます。
考え事や過去の記憶など 、マインドの中に囚われてはまっている状態から 抜け出し、今ここの現実 、 そして自分自身につながりなおすという作業をします。

マインドの中(空想や思考、分析、予測、 イメージ など頭の中で繰り広げられること)に囚われて、いる時、私たちの意識は身体感覚と離れ、ぼんやりとした空想・思考へ奪われています。地に足がついていない、ふわふわした、心ここにあらずのような状態です。グラウンディングのワークでは、今ここにある身体の感覚に意識を向けていきます。

離れてしまった意識を戻す


警戒モードが続いて外側 の世界に神経をはりつめ続けていると、自分自身に注意を払う暇がなく、どんどん自分から意識が外れてしまいます。その状態が続くと、「これが自分である」という感覚から外れていき、自己感覚が薄くなってきます。
自己感覚が薄い状態では、周りからの影響を受けやすく、動揺しやすく、不安定で無防備です。ケアレスミスや、トラブルが多くなり、自己嫌悪や自己否定を感じることが多くなってしまいます。

自分に戻り、しっかりと立つ


自分自身とのつながりを取り戻していくことで、自己感覚を強め、しっかりと自分の足で立つ感覚を取り戻します。周囲と自分との境界線をしっかりと保つことができるようになると、周りからの影響を受
けにくく、振り回されにくくなっていき、安定してきます。依存的な関係をつくりやすかったり、自分や人生に責任感の無い状態から、自立した状態へとバランスを整えていきます。

グラウンディングできていないと


グラウンディングが出来ていない状態が続くと、現実や自分から切り離されて、頭の中の出来事に囚われるようになります。

  • 現実で何をしても楽しくない。
  • 何をしたらいいか分からない。何もしたくない。
  • 生きている意味が分からない。
  • 現実がどうでもよくなる。
  • 無気力。
  • 空想に囚われ、思い込みが激しくなる。
  • 生きている感じがしない、死にたいと思う。


本来人間が持っている、シンプルな喜びや生きているだけで感じられるエネルギーというものが感じられなくなってしまいます。
グラウンディングから離れているように感じたら、今ここに戻って現実や自分につながり直す実践していきましょう。

©2021 ADOR(心理セラピスト/公認心理師・宮沢みか)

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