マインドフルに観る

マインドフルネス

マインドフルに観て抜け出す

普段の私たちは感情や思考は=自分であるという様に 感情や思考と自分を融合(同一化)しています。

「もう私はダメだ」「怖い、つらい」と感じている時、他の可能性は無いように感じ、どうしようもなく感じます。マインドフルネスはそんな状態から抜け出すための良い方法です。

一歩下がって観る

ネガティブな感情や考えが止まらずつらい時、そこから抜け出すためにはまず、没頭しているところから一歩下がって、距離をとって観察者の視点から感情や思考を観ていきます。

「私の中に、もうダメだという考えが今起こっている」「怖い、という恐怖が起きている。私の中で怖いと感じている部分がある」という風に、自分と離して観察します。

その感情や考えと完全に一つになってしまうのではなくて、一歩離れて下がり、意識を観察する視点に引きます。

融合していると感情=自分になってしまう

融合してしまっていると、「不安になってしまう自分は弱い」「怖いと感じるのは自分が臆病者だからだ」「ネガティブな自分はダメな奴だ」と、感情や思考が=自分への評価へとつながってしまいます。

そのせいでさらに自己否定や自己嫌悪を起こすという悪循環に入り、ますますネガティブな感情や考えが繰り返され、悪化してしまいます。

なにかネガティブな感情や思考が起こったとき、一歩引いて観察する視点に立ち

思考はただの思考である、事実であるかは分からないし、思考=自分ではない

感情はただの感情である、正しいかどうかは分からないし、感情=自分ではない

・感覚はただ、起きている感覚である。

という見方で、観察する視点に下がり、評価しないでただ観ていきます。

感情についての思考やジャッジも観る

どうしても人は起きてきたものを評価したり、ジャッジしてしまうものです例えばお腹が痛くなったら、「これはストレスかもしれない」「私は胃腸が弱くて神経が細くて、ダメなんだ」「悪い病気かもしれない」といろいろなことをジャッジしたり、分析しようとしたり、判断、評価しがちです。そこにはまり込んでいくと、またいつの間にか不安や自己嫌悪を増やしてしまいます。

そういった思考、ジャッジも一歩下がって、観察します。何が起こっているかを気づいて、分かっている状態に立ち、普段の融合したマインドより、高度な賢い、脱融合した観察のマインドへシフトします。

観察するマインドフルな意識に慣れてきて、融合状態からきちんと線引きが出来てくると、感情に振り回されにくくなってきて、だんだんと楽に感じられてきます。振り回されない軸となる意識が落ち着くと、こころが安定するのです。

マインドフルな気づきを育てる

この観察する視点の自分がしっかりできてくるほど、ネガティブな感情や考えからも自由になっていきます。それにはどうしても、繰り返しの練習が必要です。

マインドフルに観察することは、お金もかからず、どんな時でも、いつでも、実践することが出来ます。普段の生活の中でも、自分の感情や考えに気づいているように、マインドフルな観察の視点に立つことを意識して見ましょう。そして、評価やジャッジをしないで、ただ観る、という練習をしていきます。

ジャッジしないで受け容れる

観察するとネガティブな感情を感じなくなるわけではありません。痛みやつらい感覚が消えるということもありません。むしろそうやって起こっていることに抵抗しないで、あるがままを観ていきます。

ネガティブなものをどうにかしようとしたり、自分を変えようというような方向から逆の方向で、起きていることはノンジャッジメンタルで受け容れていきます。

怖くてもいいし、不安があってもいい。起こっている感情を、どうにかしなきゃと抵抗すると悪化してしまいます。「この感情がなければいいのに」と悩むほど、その感情にフォーカスしてしまい、エネルギーを与えてしまいます。

感情は起こっても、そのうち収まって普通の生活に戻っていく、というのが健康な流れです。感情が起こったら「どうにかしなきゃ」「こんなんじゃいけない」と焦って、いろいろ頑張って抑えようとしたり、変えようとしたり、感じないように平気な振りをしたり、と色々してしまうことが、実はストレスを増やし、問題を大きくしてしまったり、悪化させているのです。

マインドフルな視点に立って、起こってくるものは許して、表現させてあげて、受け容れていきます。

©2021 ADOR(心理セラピスト/公認心理師・宮沢みか)

リラクゼーションの無料チュートリアル - 【敏感な人】不安や緊張を解消し心を落ち着けるセルフケア・スキル
敏感・繊細な人のためのストレスや不安を癒す心のメンテナンスの方法を学ぶ - 無料コース
タイトルとURLをコピーしました