セルフケアの時間をとって自分を満たす

こころとからだ
Pouring coffee with smoke on a cup on wooden background

自分の世話をする

セルフケアとは自分自身を大切に扱い、必要な世話をしてあげることです。

 敏感な人や繊細な人、不安になりやすい人の多くは、常に周りに気遣い神経をすり減らしています。空気を読んで、悪い空気にならないように他人をフォローしたり、他人が不快な思いをしないようにと、先回りして世話をすることも多くあります。

自分を犠牲にしていませんか?

 そして頼まれごとをしたときや、何か要求されたとき、他人に期待されたとき、本当は嫌だと思っていても、相手の満足のために自分の思いや時間を犠牲にして、相手のために動き、時間やエネルギーを捧げることがあります。

 その状態が続いていると、自分のエネルギーを他人の事ばかりに消耗してしまい、疲れやすくなり、生活がしんどくなってしまいます。

 まず自分のカップを満たそう

 周りの人に気遣い、フォローしたり世話をし続けて疲れてしまう状態は、自分のカップにあるお茶を、どんどん人にあげてしまって、自分の分はない状態です。朝にまた少しお茶が入ると、すぐに人に与えてしまう…という事を繰り返して、常に自分が飲むお茶が残らないという状態です。

 そして周りからも「あの人はいつもお茶をくれる」と思われてしまいます。だんだんと自分の喉がいつも乾いていて、飲むお茶が残っていないことで他人に恨みをもつようになります。

「いつもあの人が、奪っていくから、私には残らない。もうつらい・・・」

 セルフケアでは、まず自分のカップを満たすことを優先する、ということを意識します。いつも自分のカップがお茶で満たされていれば、本当に必要な人に、必要な時にきちんとたくさん与えることが出来ます。

 周りにいる、自分でお茶を入れないで人のカップからもらってばっかりの人たちは、そのままでは自分で自分の分のお茶を入れることを学びません。

 そういった人たちにお茶をあげ続けることは、相手にとってもよくない影響を与えてしまいます。

 まず、自分のカップを満たす、エネルギーを満たす、疲れを癒して、きちんと休む。できない時、嫌な時にはNOを言って断る、誰かのために無理ばかりをしない、といったことを意識して、自分の世話をしてあげてください。

 敏感な人や不安になりやすい人の多くが、他人の世話をするのは上手でも、自分の世話をするのが苦手です。自分をケアしてエネルギーが満たされているほど、与えられるものも多くなります。自分を大切にする、きちんと休息をとる、他人の犠牲にばかりならない、ということを意識して、自分のカップを満たしていきましょう。

©2021 ADOR(心理セラピスト/公認心理師・宮沢みか)

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